2014年01月25日 フォアグラ弁当の販売をやめたファミリーマート 〜 びっくりしました !

 28日から予定していたフォアグラ食材を添えた「ハンバーグ弁当」の販売を中止したとのニュースがありました。

大衆化してきた食材とは言え、私が食べたという記憶の、数える程しかないその食経験の乏しさはさておき、ちょっと待った!と声を上げたいと思いました。
私も食べてみたかったという声は別として、・・・・・。



 22件の「飼育方法が残酷である」というよくわからない難癖に「「商品でお客さまに不快な思いをさせるのは本意ではない」との弁で発売中止を発表したが、最近のニュースであった冷凍食品の農薬や食中毒で回収された、または販売差し止めとなった商品ではないのです。

22件という数字が多いか少ないかは別として、この方々(複数?)は各ホテルなどフォアグラを日常的に料理として提供している場所にも「意見」を送っているのでしょうか? また、本場のフランスにはどのような投げかけをしているのでしょうか? 
世界中の食文化には残酷なものはかなりあります。
日本の鯨肉として売られているイルカを食べるという食文化は多くの西洋の人の反発を招いています。

フォアグラではないですが、完全養殖が高く評価されている「近大マグロ」は天然物よりサシ(油)が乗っておいしいとの評もありますが、その太らせる養殖は問題ないのでしょうか?   回転もできない狭いゲージで一生卵を産ませられる何億羽もの鶏はもっと私たちの日常に深く結びついている「飼育方法が残酷」である代表ではないのでしょうか?

動物を私たち人間が食材とみなしタンパク質を取ろうとする以上、どこかについて回る後ろめたい気持ちは西洋の人々は謝肉祭という免罪符で片付けられるのですが、私たち食肉の歴史が浅い日本人にとって一種のやるせなさはついてまわります。


 捨て犬・捨て猫などボランティアで面倒を見て里親探しをしている方々など高尚な「不幸に始末(殺処分)される命を防ぎたい」という目的のもと活動されており、その労苦は評価させていただきますが、里親に出す際には予防接種や不妊手術などが条件で(更に不幸になる命を遮断したい、ということのようです)、それぞれの人権?(犬・猫の自然な権利)は人間が勝手に制限してしまっています。

突き詰めて言えば 本来、人間は愛玩動物(犬・猫など)や家畜を飼っていいのでしょうか?  現状、利用しようとする以上家畜に対し、人間の都合を押し付けなければならないのです。

それとも、一生ベジタリアンで過ごしますか?  植物でさえ、菌類や昆虫をはじめとする動物なしでは育たず、巡り巡って「私たち人間は動物によって生きている」ということは言えます。


 アヒルの肝臓を太らせる食文化を問題視することより、世界にもっと訴えなければならないことはたくさんあるんではないですか?世界中の戦争や飢餓、身近には日本の若者の「焦燥感」。派遣やワーキング・プアの問題、ブラック企業に大手企業の内部留保。年金の将来性や少子化、数えればキリがありません。


上記22件は生活・現状になんら心配のない偏った「理想・博愛主義者」のクレーム(無理難題)としか考えられません。


悲しいかな今や大企業でさえ「世間体」や「クレーム」に業務内容を左右される時代になってしまいました。


 キリンの缶チュウハイのTVコマーシャルにカエルのキャラクターが出てるので、子供が影響されアルコール摂取の増長だ、との意見に対し即中止したのも最近です。

放送コードでアルコール飲料のコマーシャルが禁止されているわけでもなく、「カエルが出て未成年が触発される」というのはこじつけもひどいものだと思います。 (放送自粛?のタバコとは違います。)

昔はなんでもなかったコマーシャル・コピーなども今はビクビクで活字や映像媒体で流れなくなった表現も多いです。


人権・いじめ・差別など以前だったらただの「区別」ということで済んだことが、現在では大きな問題になります。
ただ、それを声高に言えば言うほど殺伐とした社会に感じてしまうのは私だけでしょうか?

フォアグラの件も声を上げる人の問題意識とそれを受け、製品の販売を取りやめた「事なかれ」企業。
嫌な時代になってきたものです。



honkab2 at 12:47│Comments(0)TrackBack(0)

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